2009年12月19日土曜日

ふじねっと・初級パソコン教室

 佐賀県佐賀市富士町では「情報化ビレッジ形成プロジェクト事業」が行われいます。事業の正式名称は「ふじねっと」と決まりました。

 この事業はパソコン指導から特産品の電子商取引まで、包括的に取り組む3年計画のプロジェクト。住民にICTの便利さや楽しさを広めるだけでなく、「葉っぱビジネス」で全国的に知られる徳島県上勝町のように収入確保も狙って「情報化ビレッジ」の形成を目指します。

 この事業で今年度中に初級パソコン教室を「シニアネット佐賀」が5回行う予定です。教室は3時間の講座が4回が1セットです。既に第1回目は終了しました。現在、第2回目が行われています。

 その第2回の第1日目のメイン講師を、12月17日に「佐賀市立富士生涯学習センター フォレスタふじ」で行ってきました。12名の受講者の中半分がパソコンを扱うのが初めての方々でした。でも、戸惑いながらも「ソルティア」や「ペイント」を興味深々に扱っていらっしゃいました。パソコンの楽しさが伝えれたなら、幸いです。

 ◎「ふじねっと」のブログ

2009年11月14日土曜日

見える化

最近講演や、研修で頻繁に聞く言葉がある。




多方面の分野の講師の方々が、この事を言及される。


従来の手法が行き詰った現代。


問題点の明確化は、避けて通れないキーワードの様だ。


この事を”可視化”したモデルがSECIです。


非常に単純化されて、分かり易いモデルですね。


■共同化(Socialization)
共体験などによって、暗黙知を獲得・伝達するプロセス

■表出化(Externalization)
得られた暗黙知を共有できるよう形式知に変換するプロセス

■連結化(Combination)
形式知同士を組み合わせて新たな形式知を創造するプロセス

■内面化(Internalization)
利用可能となった形式知を基に、個人が実践を行い、その知識を体得するプロセス

そうして、この「見える化」に一番有効な道具はICTではなかろうか。


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◎CSO活動拠点サポーター合宿研修

 日 時:2009年10月16日(金)~17日(土)
 場 所:神幸館(CSOかんざき事務所)
 講 師:IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表 川北 秀人
 目 的:CSO活動拠点サポーターとともに、各CSO活動拠点の現状・課題を話し合い、川北講師の
      指導に基づき、各CSO活動拠点の「七つのチカラ」を向上させるための対策原案を作成する。

 川北さんは地域のニーズを集めてデータとして可視化ことで、自分たちも気付かない重要な問題が見えるとおっしゃいます。

 それは政策提言のための大きな武器ともなりうる。

 可視化することで、人の意識は変わる。

 市民活動で一番必要なのは人材教育で、意識改革が肝のようです。

 確かに既存の考えの範疇から抜け出さねば、新たな発想は生まれない。

 発想の転換には固定観念を超えてり、壊したりするだけではまだ足りない。

 リセットする、一度”ゼロ”に戻すことが必要なのかも知れません。

 「目から鱗」でした。

 神幸館




 川北秀人さん


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◎佐賀県 県民協働宣言5周年の集い

 日 時:2009年10月19日(月)
 場 所:佐賀県自治会館
 講 師:東海大学文学部広報メディア科学 河合 孝仁准教授
 演 題:協働に求められるもの
      -協働を「効果」から考える-

 式典そのものは、こじんまりと開催されたと言えますね。

 でも内容は結構画期的なのではないでしょうか。

 市民活動の人間が、行政の人間を表彰した例は、日本ではあり無いのでは…。

 表彰後行われた基調講演でまたも可視化の重要性が語られました。

 合宿研修の時の川北さんのお話が現場での実践的の内容だとすれば、今回は可視化を理論的な方向からのお話でした。

 普段私たちは身近な人のことは何となく分かった気でいます。

 でも、本当は分かっていないことの方が、はるかに多いものです。

 可視化の重要性は不明瞭な部分を明確にすることで、よりスームーズで深いコミュニケーションを築ける点です。

 このお話の中で前記のSECIモデルが登場しました。

 暗黙知ままでは他人に自分の気持ちは伝わらない。

 何らかの形式知の変換しないといけない。

 それがまた自分自身の中で新たに暗黙知となり、共同体全体の暗黙知として定着する。

 重要なのは、このサイクルを途切れさせないこと。

 共同体の知のサイクルとして、スパイラルに発展させ続けることが大事なのでしょうね。

 主催者代表 久保山義明氏


 受賞者の皆さん


 河合孝仁氏


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◎デジタルコンテンツによる地域ビジネス創出事例と可能性

 日 時:2009年10月31日(土)
 場 所:メートプラザ佐賀
 講 師:株式会社メディアラグ代表取締役 藤井 雅俊 氏
 演 題:デジテルコンテンツビジネスにおけるメディアとその役割
      コンテンツビジネスを創造する力

 コンテンツとは「内容」のことだそうです。

 メディアが記録・伝送し、人間が観賞するひとまとまりの情報、すなわち、映像や画像、音楽、文章、あるいはそれらの組み合わせを意味するそうです。

 今後クラウドコンピューティングが進めば、コンテンツはその中に吸収されサービスと言う形で提供されるようになるそうです。

 これからはクラウドコンピューティングと言うシステムを利用して、顧客の興味を引く表現力が大事だそうです。

 やはり相手目線の可視化が大事なようです。

 この講義の中でSECIモデルがまた登場しました。

 藤井雅俊氏


 講義風景


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◎そうだ!〇〇を売ろう -逆転の発想で不況に打ち勝つ-

 日 時:2009年11月2日(月)
 場 所:武雄市役所山内支所

 講 師:富士株式会社取締役 渡邊 竜一 氏
 演 題:温泉地の観光誘致等について

 講 師:株式会社いろどり代表取締役社長 横石 知二 氏
 演 題:上勝町いろどりの仕組みについて

 講 師:マイクロソフト株式会社企業市民活動推進部
      市場開発担当部長 森本 登志男 氏
 演 題:ICTによる地域の仕組みでくりについて

 有名な3氏のリレー講演です。

 短時間でしたが、密度の高い講演でした。
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 最初の講師の渡邊氏は、今後期待される中国市場と日本の「安心、安全、高品質」な付加価値の高い”情報”の相互発信・交流を行い、日本国内に新たの市場を創出されています。

 中国で「レッド・クリフ」にも迫るヒットした『非誠勿擾』は、舞台の一部が北海道の道東地区でロケが行われました。

 この映画の効果で続々と中国人観光客が舞台の北海道に押し寄せているいます。

 このようなフィルムツーリズムの事例が紹介されました。

 重要なのは、伝えたい相手の目線で伝えることだと思います。

 もし日本人目線でプロデュースしたいたら、これほどの観光ブームは起こらなかったかもしれません。
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 2番手は徳島県勝浦郡上勝町で葉っぱビジネスで有名な横石氏のお話です。

 限界集落とも言える場所で、それも高齢者を対象にビジネスを成功された例ですね。

 横石氏が一番強調されるのは「仕組みづくり」です。

 こんな場所で大きな収入は得られないと思っていたお年寄りに、情報を可視化することでやる気を起こさせた。

 頑張れば、頑張るほど利益が上がる事を目に見える仕組みを作ったことが成功につながった。

 そのために最初はファックスから始め、現在ではコンビニのPOSシステムの導入するなど、ICTを道具して利用されています。

 ただ、ここが問題です。

 ファックスにしろ、POSシステムにしろ、お年寄りに取っては縁遠い代物です。

 ここでお年寄りでも分かる見せ方や、扱い易い道具(大型トラックボール)を大胆に取り入れた事が良かった。

 ICTは若者だけのものと考えていては、この発想は生まれません。

 勿論、市場開拓も重要です。

 こちらは足で稼ぐしまありません。

 リアルとバーチャルは車の両輪です。

 どちらが欠けても、機能しない。

 相互に補完しあう存在です。

 今後はまだ遅れている、葉っぱ以外の産物にも拡大したと意欲満々でした。
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 最後はマイクロソフトの森本氏です。

 森本氏はIT企業の立場で、日本の地域活性化を分析されています。

 森本氏が上げられたキーワードは、「天、地、人」です。

 NHKの大河ドラマで有名になた言葉ですが、中国が発祥です。

 儒教の思想家「孟子」の言葉、「天の時は地の利に如(し)かず。地の利は人の和に如かず。」が原点だと言われています。

 また、ビジネスマンのバイブルの一つとした現在でも世界中で読まれている、兵法書「孫子」の「天の時と地の利を得て戦えば、常に勝利する」と言う言葉もあります。

 どちらも中国人共通の思想でしょうね。

 ちょっと脇道に逸れ過ぎましたね…。

 森本氏はこれを現代風に分かり易く、以下のように説明されました。

 天の時 = 外部環境
   地域コミュニティー再生には、自律的な戦略が必要。
   「よそ者」、「若者」、「バカ者」も取り込む。
   総合体制の牽引役の組織化が重要。

 地の利 = その地域の持つ資源
   地域資源の発掘・再発見が必要。
   神風は吹かない、吹いても長続きしない。
   地域にしっかり根付いた資源こそ重要。

 人の和 = 人的行動
   「個」活かす仕組みが必要。
   行動しながら人を育てる。
   次へ繋がる自律循環システムが重要。

 そうして活性化が成功している地域の共通点は積極的に組織的に継続的にだそうです。

 不況の時ほど ビジネスチャンス!

2009年10月22日木曜日

情報モラル啓発セミナー

第2回情報化講演会(情報モラル啓発セミナー)
場 所 アバンセ 1階ホール(佐賀市天神3丁目2-11)(定員200名)

期 日  平成21年11月27日(金)

時 間 10:30~12:00

内 容 広報用チラシをご参照ください(ここをクリック!)

  ★ご案内出欠票ダウンロード

  ※ この講演会は(財)ハイパーネットワーク社会研究所主催の「情報モラル啓発セミナー」を
     高情協第2回講演会と位置づけて開催に協力するものです。




がばい楽しか情報化生活in鹿島

ICT利活用促進セミナー「がばい楽しか情報化生活in鹿島」開催

場所 鹿島市生涯学習センター エイブル 2階ホール(定員300名)

期日 平成21年11月20日(金)

時間 10:30~12:00
 
  ★広報用チラシ → がばい楽しか情報化生活in鹿島チラシ(PDF1MB)※別ウィンドウで開きます。 

  ※ 本セミナーは、佐賀県高齢者大学鹿島校の学校祭の「講演会」として開催します。

おばあちゃんの葉っぱ行商はネットを使い。

横石知二
  (株式会社いろどり代表取締役社長)


渡邊竜一
  (富士株式会社取締役)


森本登志男
  (マイクロソフト株式会社 Plan-J 推進本部市場開発部部長)


 上記の三氏が佐賀県は武雄市にお集まりになります。

 演題は…、



日時
 平成21年11月2日(月) 受付17時30分 開演18時(~20時予定)

定員
 HP募集枠先着30名(県外の方でも参加可能。募集人数に達し次第締め切ります)

場所
 武雄市役所山内支所3階 旧山内町議場


 葉っぱビジネスは、日本のICTベンチャー業界では伝説的存在です。その「株式会社いろどり」代表取締役社長の横石知二氏がいらっしゃると言う事で、早速参加申し込みしました。

 私の実家は佐賀県の西北部 上場地区でハウスみかんを栽培しています。お陰さまで、今では反収日本一の産地になる事が出来ました。ですが、日本の農業情勢は以前厳しく、政権交代の影響もあって将来は不透明です。こう言った中で今の日本の農業に一番欠けているのは、情報戦略だと常々感じていました。

 今までは自民党政権の下で、農協と言う巨大な利権団体を介して票田として「生かさず殺さず」で生かされてきました。
 
 しかし、これからはそんな「茹でガエル」に甘んじている訳にはいきません。自ら考え動く時代です。そう言う時代に一番重要なのは”情報”です。そんな状況にありながら日本の農業を始めとした第1次産業のICT利活用の状況は、涙が出るほど情けないものです。

 おばあちゃんのITビジネスで成功を収めた横石氏が、奇しくも柔らか頭のアイデアおばあちゃん「佐賀のがばいばあちゃん」のロケ地武雄市にいらっしゃるのは、運命を感じます(オーバーかな…)。

 今回は横石氏の他に富士株式会社取締役の渡邊竜一氏と、MS社の森本登志男氏もいらっしゃいます。

 富士株式会社の渡邊竜一氏は、今後期待される中国市場と日本の「安心、安全、高品質」な付加価値の高い”情報”の相互発信・交流を行い、日本国内に新たの市場を創出されています。

 MS社の森本登志男氏は改めて説明の必要もありませんが、世界的ICT企業のマイクロソフト社のPlan-J 推進本部市場開発部部長です。森本氏は現 在、佐賀県とMS社とで締結されれいるICT利活用推進業務の包括的覚書関連の事業の総責任者です。この事業において佐賀県に多大な貢献をされています。

2009年10月8日木曜日

ICTの伝道師

 佐賀県とMS ICT活用事業の一環として、ICTを活用するCSO(市民社会組織)の講師養成が本格的に開始されました。2009年10月4日(日)に佐賀市のiスクエアビル開催されたセミナーに、私たちCSO活動拠点サポーターや市民活動の関係者が集まりました。



 今回のセミナーは2回目ですが、前回はオリエンテーション的内容でしたので今回からが本番です。佐賀県では市民活動全般を包括してCSOと呼んでいますが、組織を運営するに必要な「人、物、金、情報」が不足しています。その不足をICTを道具として活用して補おうと言うのが、この事業の趣旨です。このセミナーで勉強したメンバーは技術的なテクニックを教えるよりも、どちらかと言うとICTの利点を佐賀県内のCSOに広く知らしめる伝道師的な役割を担います。

 今回のセミナーには心強いパートナーのマイクロソフト社から、担当の西堀華子さんも視察にみえていました。西堀さんセミナー終了後、CSO活動拠点サポーターの飲み会に参加して下さいました。本当に気さく方で、世界的な大会社の社員と言う感じがしません。そうして酒豪でした…。


MS社の社会貢献コーディネーター
         西堀華子さん


 このセミナーは全部で6回行われます。最後の6回目には受講者が実際に講師として実演も行います。今後の予定は下記の画像です。

原口総務相、就任後初めて帰佐。

原口総務相、就任後初めて帰佐 諫干問題、開門訴えへ
(佐賀新聞:2009年10月07日)


 原口総務相は午前9時半に佐賀空港に到着。県庁で古川康知事と会談した。古川知事は有明海再生や地デジの難視対策など4項目を政策提案した。地デジ対策 については、佐賀市の佐賀広域消防局のグラウンドで受信状況を視察。県の担当職員が難視地区で県外波を受信するためには、特殊なブースターやアンテナが必 要でコストがかかると問題点を説明した。

原口一博総務相 原口総務相は「(民放局が少ない)佐賀と徳島は、難視地区が出るという特殊事情がある。総務省としても県と連携しながら対策を行っていく」と、難視解消に向けて対応を急ぐ考えを示した。

 諫早湾干拓堤防の開門調査は、地域主権懇談会でも留守茂幸県議会議長らが要請。原口総務相は、知事と議長が赤松農水相に開門を要請する際「県選出議員と して私も同席し、漁業者の厳しい現状などを訴えていく」と開門を求める考えを強調。反対する長崎県側への対応は「防災など懸念される論点はすべて整理され ている。後は政治決断。開門できない理由はなく、丁寧に説明していきたい」とした。

 原口総務相は、佐賀広域消防局も視察、午後2時半すぎに佐賀空港から上京した。

【写真】地上デジタル放送視聴状況視察でアンテナの説明を受ける原口一博総務大臣=佐賀市の佐賀広域消防局 。説明をする佐賀県の川島宏一CIO(右)と、志波幸男 統括本部副本部長(左)。



県政ナビの撮影

 「県政ナビ」をご存じですか?
 サガテレビと県内ケーブルテレビ12局で、県内の様々な話題や県政の取り組みなどを、毎回、1つのテーマをもとに紹介する8分程度の県政広報テレビ番組です。

 この県政ナビの撮影が10月2日に佐賀市の「iスクエアビル」と有田町で行われました。佐賀市の方には、シニアネット佐賀が毎月行っている勉強会の模様が撮影されました。シニアネット佐賀の皆さんはインターネット電話サービスSkype(スカイプ)を実演したり、活動内容やパソコンを学ぼうとしたきっかけを答えていらっしゃいました。


 
 佐賀県はブロードバンド整備率100%を達成していますが、その利用率は40%台に止まっています。そのためにネットを使ったICT利活用推進を積極的 に勧めています。特にシニアの方々が積極的な方が多く、その方々のお力を借りて利活用推進に努めています。今回の番組は、その現状をお知らせする内容と なっています。30代、40代の方はこの番組をみれば、シニアだと言って侮れないと痛感すると思いますよ。

 番組の放送は日程は下記です。

 STSサガテレビ  10月31日(土)午前11時35分~放送(8分間)

 県内CATV12局 11月2日(月)~11月8日(日)放送

 佐賀県のWeb放送局「県政ナビ」サイトでは、10月31日以降常時閲覧可能

2009年9月18日金曜日

デジタルコンテンツセミナー

デジタルコンテンツセミナー

「デジタルコンテンツによる地域ビジネス創出事例と可能性」


【概要】
 佐賀県では、21世紀の成長分野として注目されているデジタルコンテンツ産業を県内に集積・定着させることを目指し、事業を推進しており、本年度は、デジタルコンテンツセミナーと題した
セミナーを3回開催します。
 第1回目の今回は、業界トップクラスの企業3社(株式会社電通・トヨタ自動車株式会社・ソニー株式会社)の出資により設立されたメディアラグ代表の藤井 氏を招き、映画、ゲーム、音楽コンテンツ等、幅広くコンテンツビジネスに携わってきた経験から、島根県や石川県におけるコンテンツビジネスの事例、地域で ビジネスを創出する際に必要なポイント及び本県事例を見ながら地域の特性を活かしたビジネス創出の可能性についてお話を伺います。
 デジタルコンテンツ制作に携わる方のみならず、映画や音楽など、コンテンツに興味のある方にはぜひご参加いただきたいセミナーです。

【日 時】
 平成21年10月31日(土曜日)14時~17時

【会 場】
 メートプラザ佐賀 大会議室
 佐賀市兵庫町大字藤木1006-1(TEL 0952-33-0003)

【参加料】
 無 料

【主 催】
 佐賀県

【内 容】
 テーマ「デジタルコンテンツによる地域ビジネス創出事例と可能性」
  講師:藤井雅俊氏(ふじい・まさとし) ㈱メディアラグ 代表取締役

 第一部 デジタルコンテンツビジネスにおけるメディアとその役割
  ユビキタス特区となり、県内のメンバーが主導で立ち上げたメディアフローを設立した島根県、映画「しあわせのかおり」の制作委員会に県内の印刷会社である高桑印刷が参加した石川県等の事例を交えながら地域クリエイティブ発のビジネス創出事例についてお話いただきます。

 第二部 コンテンツビジネスを創造する力
  それぞれの事例から、地域でビジネスを創出する際に必要なポイントについて、お話頂き、佐賀県事例を見ながら地域の特性を活かしたビジネス創出の可能性について探っていきます。

【定 員】
 60名(定員になり次第締め切ります。)

【申 込】
 デジタルコンテンツセミナー参加申込書により、FAX又はメールにてお申し込みください。

【問合せ】
 佐賀県統括本部政策監グループ
 企画第一担当 芦村
 電 話 0952-25-7360
 FAX 0952-25-7263
 メール ashimura-kousuke@pref.saga.lg.jp

【講師プロフィール】
 藤井雅俊氏(ふじい・まさとし)
  (株)メディアラグ 代表取締役
  (株)ミュージックエアポート副会長
  東京コンテンツマーケット2009 審査委員長
  産業能率大学デジタルコンテンツラボ 客員研究員
  高知県コンテンツ産業推進委員会 委員長
 映画宣伝プロデューサーから、海外ライセンスビジネスを通じ広く映画、ゲーム、音楽コンテンツの制作、供給、ファイナンス等のプロデュース業務に携わ り、昨今ではデジタルコンテンツに特化した、著作権利を中心としたビジネスモデルの構築、実行に携わる。また、コンテンツ制作の人材育成、ビジネスモデル 支援等のコンサルティング、地域のコンテンツ産業人材育成支援も執り行う。
 現在は、トヨタ自動車のカーナビゲーションへのコンテンツ供給、3Dメタバース「メタポリス」、街と地域を結ぶネットワーク「ガズーむら」、等のリアル とバーチャルを活用した、新しいコミュニケーション・プレイスの企画と制作を進めている、メディアラグの代表取締役。他を兼任する。
 http://tcm2009.jp/
 http://www.mi.sanno.ac.jp/station/ic/dclab/index.html
 http://www.music-airport.com/index.html
 http://metapolis.toyota.co.jp/
 http://gazoo.com/mura/sor/sor.asp

2009年9月5日土曜日

早稲田eラーニング

早稲田のeラーニングが、佐賀県民は特別価格の中条の半額で受講できます。

 詳細は下記チラシに掲載されています。

送信者 早稲田大学eラーニング
送信者 早稲田大学eラーニング


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 現在、唐津市では2010年4月の開校予定の早稲田大学系属早稲田佐賀中学校・高等学校(仮称)の建設が急ピッチで進められています。



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 この機会を活かして早稲田大学九州大学佐賀大学などの大学等が持つ知恵や技術、人材を積極的に活用することにより、産業振興や生涯学習、まちづくり活動への支援業務を行い地域活力の創出はかる事業が始まります。その中核となるのが「からつ大学交流連携センター」です。

からつ大学交流連携センター


  住   所 : 〒845-0055
          佐賀県唐津市刀町1512-3 (第3MSビル1階)
  電話番号 : 0955-70-1515
  F A X : 0955-70-1516
  E-mail : k-daigaku@po1.people-i.ne.jp
センターの業務内容

 1、地域と大学との交流、連携を進めます。

 2、大学との連携を通じて地場産業の活性化を支援いたします。

 3、地域の生涯学習活動を応援いたします。

 4、地域のまちづくり活動を応援いたします。

 5、学会の誘致などを行います。



 その「からつ大学交流連携センター」のオープニングセレモニーが9月6日(日)に開催されます。

  日時:平成21年9月6日(日) 14:00~17:00(開場13:30)
  場所:唐津市商工会館5階(501、502会議室)





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 活動の手始めとして、9月13日・27日には早速公開講座も開かれます。

  日時:第1回 平成21年9月13日(日) 14:00~15:30
      第2回 平成21年9月27日(日) 14:00~15:30  
  場所:唐津市文化体育館 2階会議室





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 先日(9/2)「からつ大学交流連携センター」を訪問しました。6日のキックオフに向けてお忙しいのにも関わらず、本当に丁寧に対応して頂きまして感謝感激です。特に私の話を親身になって聞いてい頂いた桑畑さん、本当にありがとうございました。

 からつ大学交流連携センターは九州大学が株主となっている「株式会社産学連携機構九州(九大TLO)」が、唐津市から「大学連携地域活力創出事業」の受託を受けて開設されました。スタッフは企画・コーディネーター職員4名、営業・事務職員2名の合計6名です。私達CSO活動拠点サポーターと同じ平成21年度佐賀県ふるさと雇用再生基金事業で雇用された方々です。また立場的にも中間支援業務であることも似ています。違いは事業区分と、県の事業なのか市町の事業かだけです。

 お話をしていて感じたのは、この二つが連携すれば素晴らしい力が生み出せると言う事です。大学の持つシンクタンクと しの知識や情報は、CSOにとって事業を発展させるためには非常に有効な力となり得ます。また大学にとってはCSOの持つ現場の生の情報や、ノウハウは研 究を進める上で貴重なものとなり得ます。まさにお互に補完しあえるベストカップルではないでしょうか。今後、社会ニーズにマッチした”新しい公共”を築く には、この二つの連携は欠かせないものとなっていく気がしました。

 その意味でセンターのスタッフの方々と私達CSOサポーターが連携することは、地域と大学を結び付けお互いに発展するために必要だと感じました。今後も情報交換を行いながら、協働事業創出に向けて連携することをお話ししてセンターを後しました。

 事務所は元ブティック何かだったようで(私が高校の頃は本屋でした)、お洒落な作りです。


 事務所のネームも看板屋さんが来て今日入れていました。




 事務所の正面です(魚眼風)。

2009年8月28日金曜日

がばい楽しか情報化生活in鳥栖

 佐賀市唐津市に引き続いて鳥栖市でも「ICT利活用促進セミナー」が開催されました。

 セミナープログラム



 開場の鳥栖市中央公民館



 佐賀市、唐津市の場合は大きなステージを使いましたが、今回は普通の会議室を使ったセミナーでした。

 確かにこれも有りだと思いますね。

 大きなイベントも良いでしが、小さな催し物を数多くやるのも一つの方法です。

 約80名が集まりました。


 お孫さん連れ、夏休みならではですね。


 佐賀市にも参加したシニアネットのメンバーの方によると、「こちらの方が講演者と参加者の距離が近く、堅苦しくなく、より身近に身近に感じた」とのご意見でした。

 毎度お馴染み青山・古賀コンビが進行役です。


 シニアネット基山の久野さんが活動紹介


 県の担当者の香田さんハイテンション


 恒例のプレゼントコーナー、くじを引くのはMS社の大島さん


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◎ネット活用で生活楽しく 鳥栖市で県ICTセミナー (佐賀新聞:2009年08月26日)

 県のICT(情報通信技術)利活用促進セミナー「がばい楽しか情報化生活」(佐賀新聞社後援)が26日、鳥栖市中央公民館であり、50代以上のシニア層を中心に約80人が参加しパソコン活用の仕方を学んだ。

 マイクロソフトとの協働プログラムに基づき、初心者を対象に実施した。同社のラーニングリーダーシップパートナーズを務める青山司さんと古賀昭さんが「同窓会旅行幹事完全マニュアル」のテーマで活用法を説明した。

 案内状を作る時は、ひな形をインターネット上で手に入れたり、デジカメで撮った写真をブログに掲載して仲間に見せる方法などを紹介。「インターネットを使うと生活が楽しくなります」と話した。

 基山町から参加した女性(57)は「パソコンを習い始めて半年。いろんな役を引き受けているので、すてきな文書を作れるようになりたい」と話した。

2009年7月13日月曜日

ICT普及戦略とCSO

 佐賀県マイクロソフト社は今年2月3日に「ICTを活用した地域活性化協働プログラム」に関する覚書が取り交わされました。



 MS社はCSR活動を展開していますが、都道府県単位で複数の事業を包括的に締結したのは佐賀県がその最初のケースです。その佐賀県とMS社の戦略の中でICT利活用推進の最先鋒と位置付けられているのが、シニアとCSOです。

 シニアには「がばい楽しか情報化生活」と題したセミナーを開催して、シニア層にICTの利便性を説いています。また「シニアネット佐賀」を中心にシニア層のITCスキルアップ活動も行っています。

 市民活動に関して元来MS社では「NPO DAY」と称してNPOの支援活動を行っているのですが、佐賀県の場合は特別に「CSO DAY」と読み替えて支援を行っていす。この活動の中核となるのが「がばい効き目の4つのサプリ」と題したセミナーの開催です。
 CSOに不足がちな”人”、”物”、”金”をICTを活用して効率を上げ、不足を補うを手助けをしています。そうして最近CSO活動にとっても重要と なってきた”情報収集”と”情報発信”の分野で、ICTを活用して地域や分野を超えたCSO連携のネットワークを構築することを目ざいています。

 今回このICT普及に新たな戦略が加わりました。「ITC寺子屋整備事業」です。この事業はICTに興味はあっても、周りに気軽に相談出来る人や場所が無い方達のための「駆け込み寺」的な存在です。これによってICT利活用の底辺を広げようと言うものです。









 この様にH21年度はICTの裾野を広げる事に主眼が置かれています。そうしてH22年度は、CSOがITCを駆使して社会を支える中核となり、”新たな公共”を実現するが目標とされています。

 これからの時代は否応なしに情報化社会となります。変化をかたくないに拒んでいても、その波から逃れられません。
 ICTは人と人との直接のつながりを手助けする道具です。より多くの人とつながるための、橋渡しをする媒介です。肩の力を抜いて、自分に必要な事だけに 利用すればよいのです。そのためのサポート体制を作ろうと、行政も頑張っています。恐れることなく、挑戦してみましょう!



CSOとは:Civil Society Organizations(市民社会組織)の略で、NPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、婦人会、老人会、PTAといった組織・団体も含めて「CSO」と呼称しています。