北海道で起きた震度6強の地震の被災者を支援するため、佐賀大学医学部附属病院の医師2人が6日午前、佐賀空港を出発しました。

北海道に出発したのは、災害時の救助活動を行う佐賀市のNPO法人と佐賀大学医学部附属病院で作る「空飛ぶ医師団」のメンバー2人です。

地震の発生を受け、6日朝、三池徹医師と中山賢人医師が佐賀空港に駆けつけ、午前10時前、医師団の運用する小型機で飛び立ちました。

小型機は途中、広島に立ち寄って救助犬や救助隊員が合流し、北海道に向かったということで、現地の状況について情報を集めた上で、災害現場で救助活動やけがをした人の治療などを行うということです。

佐賀大学医学部附属病院の三池医師は「土砂に巻き込まれた住宅に挟まれている人などがいると思うので、そうした患者を現地で治療したい。初動の早さを生かして、1人でも多くの人を助けたい」と話していました。