2010年12月26日日曜日

佐賀でも広がるiPad

 色んな所のランキングで「2010年ヒット商品」の上位にランクされる『iPad』。佐賀県でも市民活動分野での導入も進められています。また各自治体も導入または、検討しているケースも増えているようです。

 その中でも特に武雄市の樋渡市長は自分で「日本Twitter学会」を設立し、市職員全員にアカウントを取らせる公私共に認めるIT好きです。当然、『iPad』の導入にも積極的。

 12月21日『iPad』の導入モデル校になっている山内東小学校公開授業が行われました。

  子ども達の学年の応じた使い方が難しいでしょうが、低学年には有る程度は遊びの要素を入れた方が理解が早い気がします。子供達は楽しみの中から、掛け算の 「掛ける数」と「掛けられる数」とお関係を学んでいました。先生の方も電子黒板を利用することで、黒板の書き直しの手間が省けて授業に集中出来るようでし た。

 高学年のケースは英語の発音の授業、今回は「野菜」や「果物」が課題でした。『iPad』を使えば、ネイティブな複数の英単語の発音を多数の児童が同時進行で確認できる利点が有りうようです。それともう一つ面白いのは、リアルなコミュニケーションを取り入れた授業が可能な点です。

山内東小iPad2010_12_21

 この取り組みは子供達だけに止まりません。武雄市では大人への普及も考えている様です。その普及にシニアネット佐賀もお手伝いします。

 先日、試験的に初心者PC講座で受講者の方に『iPad』触って頂きました。皆さん最初は戸惑いながらも、楽しそうに触っていらっしゃいました。『iPad』のインターフェイスは慣れればシニア向きだと思います。一旦普及しだせば、加速が付くかも知れません。

2010年10月7日木曜日

身近な存在“IT”

 ”インターネット”は既に誰もが知る言葉です。

 最近では”スマートフォン”や、”ツイッター”という言葉も普通に聞くでしょう。

 そもそも、全ての電子機器には何らかの”コンピュータ”が組み込まれています。

 また、それぞれが”ネットワーク”で繋がっている事も珍しくありません。

 現代社会で普通に生活するには、”IT”無しには考えられなくなっています。

 ”IT”から完全に関係を断つには、人里離れた僻地で完全自給自足の生活をおくるしかありません。

 しかし、”IT”は分かりにくいかも知れません。

 ですが、唯の道具にすぎません。

 どんな道具でも使い方を間違えると怪我をします。

 ”IT”だって同じです。

 今回の「情報化フェアin武雄」は、”IT”に関して普段から疑問に思っている事を無料で教えてくれます。

 是非この機会を、”IT”を道具として使いこなす第一歩にして下さい!

 開催日:2010年11月6日(土)

 会 場:武雄市文化会館




2010年8月26日木曜日

シニアと侮るなかれ!

2010年8月25日はシニアネット佐賀の外部講師講座です。

  インターネットの仕組み
    講師:佐賀大学 工学系研究科
        博士前期課程 末永 光弘 さん

 以下の内容について講義がありました。
  ・プロバイダ
  ・URL
  ・ドメイン名
  ・ホスト名
  ・http
  ・https
  ・ftp
  ・IPアドレス
  ・IPv4
  ・IPv6 
 ・ルーター
  ・DHCP
  ・NAT
  ・DNSサーバー
  ・アプリケーション層
  ・トランスポート層
  ・インターネット層
  ・ネットワークインタフェース層
  ・TCP
  ・UDP 


27日にも開催されます。

  電子メールについて
    講師:佐賀大学 工学系研究科
        知能情報学 若水 勇樹 さん

 以下の内容について講義があります。
  ・ユーザ名
  ・ドメイン名
  ・メールクライアント
  ・アカウント
  ・ID
  ・パスワード
  ・プロトコル
  ・SMTP
  ・POP
  ・IMAP
  ・Webメール 

シニアの方にはちょっと難しかったかもしれませんが、皆さん真剣に聴講されれいました。
終わってからの感想で「学生時代に戻ったようだ」と喜んでいた方もいました。
刺激になったようです。
頭を使うことは、脳の若さを維持するのにも良い事です。

2010年8月23日月曜日

使い手の工夫次第

 昨晩(2010/08/19 ・ 21:00~23:00)は日本ツイッター学会の設立記念シンポジウムが開催されました。

 会長は言いだしっぺの樋渡啓祐市長です。



 会場には200人位の参加者が集まっているのでは無いかなと思います。



 県内は勿論、県外からも大勢の方々が駆けつけていました。

 聞いた範囲で一番遠いのは、東京からいらっしゃた方もいました。

 日本ツイッター学会に魅かれて、集まってきてんでしょうね。

 これがTwitterの力なんですね。

 その模様はUstreamでも生中継されました。



 Twitterもネットワークが発達する中で生まれたサービスの一つです。

 過去のも色々なサービスが生まれ、爆発的は人気を集め、そうして消えていきました。

 Twitterも何時は廃れるでしょう。

 ただ、Twitterは今までの物とは違った感じがします。

 それは不完全さとでも言うか、最初から完璧を求めていないのです。

 過去のサービスがユーザーの要求を満たそうと、色々な仕掛けを組み込んできました。

 しかし、ユーザーは作り手の思惑を超えた使い方をするものです。

 逆にそれが爆発的な人気に火を付けたりした。

 Twitter場合、ユーザー側に使い方を丸投げした感じがします。

 そこが現代人の「強すぎるつながりは疎ましいが、孤独には耐えられない」と言った感覚にマッチしたのではないでしょうか。

 本日のイベントは、マーク・グラノヴェッターの提唱した「弱い紐帯の強み」を実証する様な出来事です。

 あっそうそう、シンポジウムの最後に「日本ツイッタ一学会設立宣言」読み上げられていましたね。


日本ツイッタ一学会設立宣言(案)

私たち日本ツイッタ一学会は、ツイッタ-(twitter)が国民一人一人の生活に広く浸透することにより、日本国民が平和で幸せになるために、次のことを実行します。

1. 学会の会員1万人を目指します。

2.ツイッターの意義などを議論し共有する場として、毎年、武雄の地において学会シンポジウムを開催します。

3.学会のシンクタンクとして、日本・アジア・ツイッター・アカデミー(NATA)を設立します。

平成22年8月19日
日本ツイッタ-学会(@TSJ2010)会長
樋渡啓祐(@hiwa1118)

2010年8月18日水曜日

日本ツイッター学会

「日本ツイッター学会」設立記念シンポジウム

 武雄のCSOサポーターよもぎさんのブログで知り、早速申込みました。

日時:8月19日(木)21時〜

集合場所:武雄市役所(3階)市長室

日本ツイッター学会



 当日の昼間は「第27回全国自治体政策交流会議」が、翌日20日は「第24回自治体学会佐賀武雄大会」も開催されます。

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 群れを作る動物は多い。

 その群れを維持するにはルールが必要です。

 人間以外の動物は殆どの場合、遺伝子に組み込まれた本能によるルールで行動しています。

 しかし、人間は遺伝子の変化を超えるスピードで社会を拡大しています。

 本能のルールは重要ですが、それだけでは社会を維持できなくなっています。

 そこで「法」を生み出したのでしょうね。

 でも現代はその「法」も追い付かない位に加速度的な社会の変化が起きています。

 そこで見直されているのが、人と人との関係性の中で自然発生的に生まれるルールです。

 ある意味「法」以前の「本能」に近い部分に戻ったとも言えます。

 ただ、現代は情報の伝達スピードと規模が驚異的に拡大しています。

 ネットワークの発達はそれを加速させています。

 その中で生まれて来たのがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれるサービスです。

 国内ではmixiGREEモバゲータウン、海外ではFacebookMySpaceなどがあります。

 そうしてTwitterが、急速に利用者を増やしています。

 140文字との制限はありますが、逆にブログのように深い内容を書く必要がありません。

 その気軽さが多くに人に受け入れられたのだと思います。

 何よりも人間関係が希薄だと言われる現代社会だからこそ、やはり人間は「人と人のつながり」を求めているのだと思います。

 人間が「ソーシャル・キャピタル」を築き上げていく中で、「Twitter」は重要な道具となるかも知れません。

 しかし、「Twitter」だけで「ソーシャル・キャピタル」築き上げることは絶対にできません。

 所詮、それらは「手段」でしかありません。

 リアルな直接対話、TVやラジオや新聞・雑誌などの既存のメディア、そうしてこれからも新たな物を生み出すだろうネットワークサービスがそれぞれの特性を生かし「ソーシャル・キャピタル」築き上げることが大事だと思います。

2010年6月11日金曜日

プルサーマル

閑甚日記in彩の国 http://m2t.jp/J6yDKg http://m2t.jp/J6yDKW http://m2t.jp/J6yDK4 http://m2t.jp/J6yDK1

閑甚日記inナラ咲く http://m2t.jp/J6yDK9 http://m2t.jp/J6yDvP http://m2t.jp/J6yDvK http://m2t.jp/J6yDvv

閑甚日記inはまぞう http://m2t.jp/J6yDvG http://m2t.jp/J6yDv6 http://m2t.jp/J6yDvC http://m2t.jp/J6yDva

閑甚日記inてぃーだ http://m2t.jp/J6yDve http://m2t.jp/J6yDvJ http://m2t.jp/J6yDvy http://m2t.jp/J6yDvq

2010年5月26日水曜日

貴方の意見を反映させて!

10倍以上の価値のある講演が聞けます。
http://teamu.sagafan.jp/e223724.html

2010年5月19日水曜日

佐賀県、国際デビュー!

快 挙 !






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◎NHKニュース佐賀県 公共サービスで受賞へ
5月19日 9時50分
国連が表彰している優れた公共サービスを行っている自治体や団体を選ぶ賞を、日本では初めて佐賀県が受賞することになりました。民間企業などからの提案を 基に業務の外部委託を進めたことが、先進的と評価されました。

佐賀県が今回受賞するのは、国連の「公共サービス賞」で、優れた行政サービスを行っている自治体や団体を評価するため、7年前に創設されました。ことしは 先月に最終審査が行われ、各国の専門家が4つの部門ごとに審査した結果、佐賀県が、行政と民間が協同で行う取り組みなどを評価する部門で最優秀賞に選ばれ ました。国連の公共サービス賞を受賞するのは、日本では佐賀県が初めてです。佐賀県などによりますと、今回の受賞では、県が4年前から行っている業務の外 部委託の取り組みが先進的だと評価されたということです。佐賀県は、業務の内容をホームページなどで公開して、請負を希望する民間からの提案を幅広く受け 付けていて、去年は県の文書を運ぶ業務を障害者の団体に委託するなど、4年間で業務の1割以上を外部に委託しました。表彰式は、国連公共サービスデーの来 月23日、スペインのバルセロナで行われます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100519/k10014528261000.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter



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◎佐賀県が日本で初めて「国連公共サービス賞」を受賞

http://www.pref.saga.lg.jp/web/jyusyou.html

2010年4月29日木曜日

サプライズ!

 平成22年4月28日(水)佐賀市で開催された「ICT利活用プロジェクト推進セミナー」。

 総務省情報流通行政局 地域通信振興課 奈良俊哉課長の講演。

 「ICTによる地域の活性化について」。

 ここまでは別に何の変哲もない普通のセミナー。

 しかし、この日は違っていました。

 サプライズが仕込んであったのです。

 この日総務省は地域ICT利活用に関して重要な発表を予定していたのです。

 その発表の時刻が、ちょうど奈良課長の講演の終盤になっていたのです。

 そこで奈良課長曰く「この講演のお話を川島CIOから聞いた時ドキッとしました。」との前置きで、商務省のサイトに接続して講演は急きょ重大発表の場へ と変わりました。

 そのお蔭で質疑タイムでは質問が相次ぎ、大幅に時間オーバーでした。

 でも、ワクワクするセミナーでした。





2010年4月25日日曜日

ICTを変えるのはシニアだ!

 ICTと言うば若い世代だけのものだと思われがちです。

 昔はそうだったでしょう。

 でも今は違います。

 高齢化が進み、同時にICTが進む現代。

 今後の高齢化社会を生きるためには、シニアにこそICTは不可欠です。

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 4日9日のシニアネット佐賀唐津支部に引き続き、今日4月24日は武雄支部の設立式。

 今後は伊万里支部や、鹿島支部の動きも出ています。

 既存のシニアネット基山や、鹿島支部の母体となるフロンティアとの連携も広がり、シニアネットは県内全域に拡大する可能性が出てきています。

 何と、つくば市の実家から川島CIOのSkypeで参加頂きました。

 佐賀県の情報業務改革課も全面的にバックアップして頂けそうです。

 また県内のCATVやプロバイダーとの業務協力も、進んでいくでしょう。

 活動の輪が広がれば今より一層、佐賀県のICT利活用推進に寄与出来ると思います。

 頑張らねばと、気合が入るところです。

 設立式、司会は武雄支部代表の稲田さん


 シニアネット佐賀の近藤理事長


 佐賀県最高情報統轄監の川島宏一氏
 (茨城県つくば市よりSkypeにて)



 武雄市総務部秘書広報課の平川課長


 株式会社ケーブルワン大野専務


 設立式の模様をiPoneで撮影






2010年4月12日月曜日

パソコン上達の秘訣!

パソコン上達 の秘訣!

 シニアに取って、パソコンは難しい?

 残念ながら、”Yes”だ と思います。

 パソコンをやってみたいけど、難しそうで踏み出せない。パソコン教室で勉強したけれど、いざ自分一人で使っていると分からない。わざわざパソコン教室の 先生に聞きに行く時間もない。

 実はパソコンに関する疑問は、ちょっとした物がほとんどです。こんな時に身近に気軽に聞ける人が いると心強いですよね。

 パソコンを上達させるには身近にたくさんの聞ける相手を 作ることが早道です。自分が学んだことを、今度は貴方が教える。お互いに教え合うことで、全員が上達する。

 シニアネットはそんな気軽に聞ける仲間作りの場です。そんなカフェのような場所が4月9日に出来ました!

シニアネット唐津
              (毎月第2金曜日13:30~15:30開催予定)


 唐津に続き4月24日にはシニアネット武雄も設立します。またシニアネット伊万里、シニアネット鹿島も設立に向け動いています。こうご 期待です!

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◎高齢者のネット活用拡大へ シニアネット唐津発足
                                 佐賀新聞:2010年4月10日

 パソコンやインターネットを通じて高齢者が交流するシニアネット唐津が9日、発足した。 アドバイザー組織として、唐津ケーブルテ レビジョン(中村隆社長)と業務提携、唐津・東松浦地域でのICT(情報通信技術)の普及と活用を進めていく。

 NPO・シニアネット佐賀(近藤弘樹理事長)が今年2月、唐津市で開いたパソコン講座をきっかけに、支部として組織化。50~70歳代の14人が参加し た。毎月1回、勉強会を開いて高齢者相互でパソコン技術を高める。

 唐津ケーブルテレビジョンは、ケーブルインターネットの技術を生かし、利用をサポートするほか、将来的には指導者の養成など支援に取り組む。

 唐津情報ステーションで開かれた設 立式では、近藤理事長と中村社長が「ICT利活用に関する協定」を締結。川島宏一・県最高情報統括監がインターネットテレビ電話で「シニアが教え合い、学 び合いながら、地域の結びつきを回復するきっかけに」と期待を寄せた。

 シニアネット唐津は年会費3千円。問い合わせは代表の平田義信さん、電話090(3955)6901へ。

【写真】発足式で、協定書を交わして握手する近藤弘樹理事長(右)と唐津ケーブルテレビジョンの中村隆社長(左)、スクリーンは佐賀市よりSkypeで参 加している川島宏一 佐賀県最高情報統括監(右端)=唐津商工会館の唐津情報ステーション

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「ICT利活用に関する協定」


 特定非営利活動法人シニアネット佐賀(以下「甲」と言う。)及び株式会社唐津ケーブルテレビジョン(以下「乙」と言う。)は、協働で以下の活動を実施 し、シニアのICT利活用を促進することにより、唐津・東松浦地区(以下「唐松地区」という。)のさらなる地域活性化を目指すことについて、以下の通り合 意し、本覚書を締結する。

第1条(目的)
甲、乙は、シニアのICT利活用の促進を通して、唐松地区のさらなる地域活性化を目的とし、個人や団体・組織がそれぞれの可能性 を引き出すことで、地域の課題を解決し、豊かな地域づくりを実現するために、第2条記載の各活動を実施することに同意する。


第2条(活動概要)

 唐松地区で実施する、ICT利活用の促進のための各活動の概要は以下の通りとする。
①ICT利活用の広報活動
甲、乙は、よりよい地域コミュニケーションづくりを目指し、唐松地区の住民を対象に、ICTのメリットを訴求するイベントを協働で実施し、ICT利活用の 啓発活動を行う。

②ICT利活用の推進活動
甲、乙は、シニアの活発な社会参加を目指し、唐松地区のシニアを対象に、ICTのスキルを習得できるよう教育指導を行うとともに、講師となる人材の育成を 行う。

③その他の活動
上記①②以外のICT利活用の促進に必要と認められる活動は、甲乙間にて別途協議のうえ行うものとする。


第3条(有効期限)
この協定の有効期限は、覚書調印の日から平成22年4月9日までとする。但し、延長または短縮する場合は、甲乙間にて別途協議を 行うものとする。


第4条(協議)
本覚書に従い実施する各活動の詳細及びその内容の変更並びに各々の役割等、具体的内容等については、甲、乙が、誠意を持って協議 のうえ定めるものとする。


 この覚書の成立を証するため、本書2通を作成し、甲乙記名押印の上、各自その1通を保有する。

                                                           平成22年4月9日

2010年3月24日水曜日

人が主役!

佐賀県マイクロソフト社
地域活性化協働プログラム
     成 果 報 告 会



 終わってみれば1年間アッと言う間でしたね。
 私の場合はCSOとシニア両方で関わったのですが、大変でした。
 以下は「成果報告書」へ寄稿した内容です。

 ★「CSO組織強化プログラム」 講師養成プログラム
講座内容は自体はCSOサポーターの自分にとって、物凄く有意義なものでした。私たちの 仕事はコミュニケーション能力を問われる仕事です。相手の関心を引き付け、説得する技術をナレッジネットワークの森戸さんから多く事を学ばせてもらいまし た。同時にCSOの運営に関して、細かい具体例が示されていて大いに参考になりました。今後はこの講座で学んだことを業務に活かしたいと思っています。


 ★シニアICT講師養成講座
“学び合い、教え合い、高め合う”今回の事業を行って感じたのは、その大切さです。従来はICT利活用を促進させるために、行政や企業が 多額な資金を投入してきました。しかし日本人の国民性なのか、他国に比べて利活用促進は進みません。それに対して今回の事業は小さな草の根活動です。その 小さな活動が予想以上の効果を上げようとしています。そのことに感動を覚えると共に、微力ではあっても自分が関与できたことに喜びを感じています。今後も 一歩一歩ですが、活動を続けていきたいと思っています。


 概要報告する 川島宏一CIO


 古川康 佐賀県知事の挨拶


 MS社への感謝状贈呈


 修了書授与:NPO法人シニアネット佐賀・ 近藤弘樹理事長


 修了書授与:シニアネット基山・ 久野美津代 代表


 修了書授与:NPO法人フロンティ ア 篠田憲章さん


 成果報告:シニアネット基山(塩 崎靖剛さん・春山忠さん)


 成果報告:有田のCSOサポーター (久 家郁子さん)


 講演:ICTで生活が変わる、地域が変わる
               (マイクロソフト株式会社執行役常務 大井川和彦氏)


 講演:IT資格をとって地域にもどろう
                       (NPO法人シニアSOHO普及サロン三鷹)


 大井川常務とCSOサポーターで記念写真


 同時開催:ICTの今~未来展

2010年3月5日金曜日

ユニバーサルデザインとユビキタス

 「第4回佐賀県ユニバーサルデザイン大賞」を、「NPO法人シニアネット佐賀」が受賞しました。
 ICTに関して、「誰でもが、身近な人に、気軽に聞ける」環境を目指した活動が評価されました。
 大変栄誉であり、嬉しい受賞です。





 この受賞の報を聞いた時に、私は昨年の5月末に聞いた講演を思い出しました。
 ㈱UDIT(ユーディット)代表取締役 関根千佳さんの講演です。
 今回の件で私は、ITCが その存在すら意識させなくても、人を優しくサポートする存在となればいいなと感じました。
 それが”ユビキタス”で有ってもらいたと強く思いましたね。
 下記は関根千佳さんの講演を聞いた時のブログ記事の抜粋です。

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 高情協の定期総会終了後、情報化講演会も開催されました。

 「佐賀をもっと幸福にできるユビキタス社会とは:ユニバーサルデザインのユビキタスを」と題して、㈱UDIT(ユーディット)代表取締役 関根千佳さんの講演が面白かってですね。



  先ず重要なキーワードの意味です。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 ユニバーサルデザイン:文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。

 ユビキタス:それが何であるかを意識させず(見えない)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のこと。英語のubiquitousには、「神は遍在する」という宗教観がある。

 ユビキタス社会:「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」がコンピューターネットワークを初めとしたネットワークにつながることにより、様々なサービスが提供され、人々の生活をより豊かにする社会。

 Xerox Paro Alto研究所のMark Weiserは、ユビキタスコンピューティングの概念を初めて提唱した、とされています。彼はそれを"Calm Technology"と表現しています。直訳すれば”平穏な技術”です。分かり易く言うと下記の事だそうです。

   ・人のニーズを影からそっと支援するもの

   ・おせっかいでなく、Invisible(目に見えない)な支援

   ・本人のコントローラビリティを重視

   ・最初から人間を理解して作られるべき

 この概念が限りなくユニバーサルデザインに近いと、関根さんは仰います。そこでそんな社会を実現するために、情報のユニバーサルデザインを研究する会社 を立ち上げられたそうです。押し付けがましくない技術、日本人好みで面白いですね。ユニバーサルデザインと言うキーワードは、これからの社会の在り方かも 知れません。

 実は佐賀県はユニバーサルデザインにも結構力を入れています。関根さんも講話で紹介された、「パーキングパーミット」や、「使いやすい有田焼のお皿」などユニークなものが有ったりします。

 ※さがユニバーサルデザインラボ(佐賀UDラボ)

 平成22年12月には、ユニバーサルデザイン全国大会が佐賀県で開催されます。

 観光地などには、ユニバーサルデザインは付加価値として大いに導入すべきです。そう言った動きを市民活動で盛り上げるのは、地域活性化に繋がると私は思います。

2010年2月9日火曜日

10の成功例

 「マイクロソフトNPO協働プログラム2010」に応募しました。
 http://download.microsoft.com/download/9/7/D/97DC07F6-17A9-42E7-AEF4-9C2324C807D7/msnpo2010_youkou.pdf

 この助成は「マイクロソフト株式会社」と「(財)日本国際交流センター」が共催するものです。

 その趣旨は下記の内容です。

マイクロソフトは、ITの利活用 に積極的なNPOと、お互いの専門性・ネットワークを活かし「協働」することにより、現代社会が抱える課題をより効果的に解決したいと考えます。また、 NPOがその活動成果を広く社会に普及させ、さらに発展させていく上で、政府への政策提言を行っていくことも重要であると考えています。

助成金プログラムを開始して8回目となる本年度は、昨年に引き続き企業市民活動、ビジネス上でマイクロソフトが取り組むべき2つの大きなテーマの下、「マ イクロソフトNPO協働プログラム2010」を実施いたします。私達と共通のゴールに向かい、お互いの強みを活かしながら活動してくださる団体からの積極 的なご応募をお待ちしております。


 提案するプロジェクト名は『サクセスⅩ(Ten)』

 「さが市民活動サポートセンター」が主幹団体となり、CSOサポーターが中心となって活動するプロジェクト。

 その応募書類の締切が「第27回地域づくり団体全国研修交流会・佐賀大会」開催とほぼ同じ日です。

 CSOサポーターは地域づくりの準備と、MSの応募書類作成を並行してやることに。

 2月4日・5日・6日の地域づくり本番は目まぐるしく忙しく、終わった時はクタクタ。

 しかし休んでいる暇はありません。

 2月8日24時の応募締切まで残り時間は僅か。

 地域づくりの疲れが癒える暇も無く、6日の晩もCSOサポーターは有田の中間支援拠点「べんじゃら広場」で午前様になるまで最終調整。

 その後も細かい修正を、メールやSkypeでギリギリまで行いました。

 応募が完了したのは、本当にギリギリの2月8日23:59です!

 もし採用され事業が軌道に乗りでもしたら、「プロジェクトX」っぽいかな~。

 実はその意味も込めてプロジェクト名の”10”を敢えてローマ数字にしたんですがね…。