2009年10月8日木曜日

ICTの伝道師

 佐賀県とMS ICT活用事業の一環として、ICTを活用するCSO(市民社会組織)の講師養成が本格的に開始されました。2009年10月4日(日)に佐賀市のiスクエアビル開催されたセミナーに、私たちCSO活動拠点サポーターや市民活動の関係者が集まりました。



 今回のセミナーは2回目ですが、前回はオリエンテーション的内容でしたので今回からが本番です。佐賀県では市民活動全般を包括してCSOと呼んでいますが、組織を運営するに必要な「人、物、金、情報」が不足しています。その不足をICTを道具として活用して補おうと言うのが、この事業の趣旨です。このセミナーで勉強したメンバーは技術的なテクニックを教えるよりも、どちらかと言うとICTの利点を佐賀県内のCSOに広く知らしめる伝道師的な役割を担います。

 今回のセミナーには心強いパートナーのマイクロソフト社から、担当の西堀華子さんも視察にみえていました。西堀さんセミナー終了後、CSO活動拠点サポーターの飲み会に参加して下さいました。本当に気さく方で、世界的な大会社の社員と言う感じがしません。そうして酒豪でした…。


MS社の社会貢献コーディネーター
         西堀華子さん


 このセミナーは全部で6回行われます。最後の6回目には受講者が実際に講師として実演も行います。今後の予定は下記の画像です。

原口総務相、就任後初めて帰佐。

原口総務相、就任後初めて帰佐 諫干問題、開門訴えへ
(佐賀新聞:2009年10月07日)


 原口総務相は午前9時半に佐賀空港に到着。県庁で古川康知事と会談した。古川知事は有明海再生や地デジの難視対策など4項目を政策提案した。地デジ対策 については、佐賀市の佐賀広域消防局のグラウンドで受信状況を視察。県の担当職員が難視地区で県外波を受信するためには、特殊なブースターやアンテナが必 要でコストがかかると問題点を説明した。

原口一博総務相 原口総務相は「(民放局が少ない)佐賀と徳島は、難視地区が出るという特殊事情がある。総務省としても県と連携しながら対策を行っていく」と、難視解消に向けて対応を急ぐ考えを示した。

 諫早湾干拓堤防の開門調査は、地域主権懇談会でも留守茂幸県議会議長らが要請。原口総務相は、知事と議長が赤松農水相に開門を要請する際「県選出議員と して私も同席し、漁業者の厳しい現状などを訴えていく」と開門を求める考えを強調。反対する長崎県側への対応は「防災など懸念される論点はすべて整理され ている。後は政治決断。開門できない理由はなく、丁寧に説明していきたい」とした。

 原口総務相は、佐賀広域消防局も視察、午後2時半すぎに佐賀空港から上京した。

【写真】地上デジタル放送視聴状況視察でアンテナの説明を受ける原口一博総務大臣=佐賀市の佐賀広域消防局 。説明をする佐賀県の川島宏一CIO(右)と、志波幸男 統括本部副本部長(左)。



県政ナビの撮影

 「県政ナビ」をご存じですか?
 サガテレビと県内ケーブルテレビ12局で、県内の様々な話題や県政の取り組みなどを、毎回、1つのテーマをもとに紹介する8分程度の県政広報テレビ番組です。

 この県政ナビの撮影が10月2日に佐賀市の「iスクエアビル」と有田町で行われました。佐賀市の方には、シニアネット佐賀が毎月行っている勉強会の模様が撮影されました。シニアネット佐賀の皆さんはインターネット電話サービスSkype(スカイプ)を実演したり、活動内容やパソコンを学ぼうとしたきっかけを答えていらっしゃいました。


 
 佐賀県はブロードバンド整備率100%を達成していますが、その利用率は40%台に止まっています。そのためにネットを使ったICT利活用推進を積極的 に勧めています。特にシニアの方々が積極的な方が多く、その方々のお力を借りて利活用推進に努めています。今回の番組は、その現状をお知らせする内容と なっています。30代、40代の方はこの番組をみれば、シニアだと言って侮れないと痛感すると思いますよ。

 番組の放送は日程は下記です。

 STSサガテレビ  10月31日(土)午前11時35分~放送(8分間)

 県内CATV12局 11月2日(月)~11月8日(日)放送

 佐賀県のWeb放送局「県政ナビ」サイトでは、10月31日以降常時閲覧可能